安心安全な養殖魚
安心安全な養殖魚
先日のガイアの夜明けで紹介されていた。世界初!マグロの王者・クロマグロの完全養殖成功!近畿大学のベンチャー企業です。国内で養殖することにより、本当に安心安全な魚を提供してくれています。ノーベル賞を受賞してもおかしくない位、画期的だと思います。
現在のところは、一般家庭向きでは、取扱店舗も少なく、ほとんどが業者向けの販売のようです。安心安全な養殖魚を個人宅にも宅配してくれる日が近づくことを願っています。
世界的な寿司ブームの影響で、海外でもマグロ需要が急増し、獲得競争が激化しています。
イラク戦争以降の原油価格の高騰で、燃費節約に対応できない水産企業の倒産が相次ぎ、とくに遠洋漁業の影響は大きく、国内のマグロの漁獲高は減少の一途にあります。
最近は、回転すしのネタが養殖魚や偽装魚など疑惑が話題になっています。
ネギトロとは、骨の隙間にある中落ちや皮の裏についている脂身をこそげ落としたもので、本格的な寿司店ですらなかなかそういう本物を扱ってる所は少ないようです
たいていはマグロの赤身を包丁で叩き潰したりして代用し、それにサラダ油を混ぜた感じのが多いようです。。そして回転寿司では、アカマンボウを代替え魚として使っている所もあるそうです。
天然のマグロはつり上げた時の処理が悪いと血栓(黒い斑点)マグロになってしまったり、もともと黒い身のまぐろもいるそうです。
これらの安いまぐろは激安で買い取る業者にわたります。 血栓マグロはブロックやサクにして着色剤や着色作用のある酸化防止剤で処理すると身は鮮やかに赤くなり血栓は目立ったなくなります。
身の黒いマグロは、ブロック、サクにして脱色剤の入った水槽に入れます。黒身が白身になると着色剤の水槽に入れて、赤身のマグロのできあがりです。
今までもスーパーや回転寿司で「安すぎる」と思う事が何度もありましたが、この事を知って納得できました。